高松市議会 2007-03-09 03月09日-03号
高松市が食肉センター建設のために地元漁業組合に対し5億5,000万円の補償金を支払ったのは違法とし、補償金全額を高松市に返還するように求めた住民訴訟については、昨年3月、最高裁判決があり、市長の逆転勝訴が確定しました。私は平成15年2月の高松高裁での二審判決直後の3月議会において、情報公開条例に基づいて、過去の情報も含めて、すべての情報を公開する必要があると市長の考えをただしました。
高松市が食肉センター建設のために地元漁業組合に対し5億5,000万円の補償金を支払ったのは違法とし、補償金全額を高松市に返還するように求めた住民訴訟については、昨年3月、最高裁判決があり、市長の逆転勝訴が確定しました。私は平成15年2月の高松高裁での二審判決直後の3月議会において、情報公開条例に基づいて、過去の情報も含めて、すべての情報を公開する必要があると市長の考えをただしました。
御承知のとおり、高松市が地元漁業に5億5,000万円の補償金を支払ったのは違法として補償金全額を市に返還するよう求めた住民訴訟は8年余りの審議を経て去る10日、最高裁判決があり、市長の逆転全面勝訴が確定いたしました。長期間にわたって重圧に耐えられました増田市長に深甚の敬意を表する次第でございます。
これは1999年3月に完成した高松市食肉センターの建設に絡み、高松市が地元漁協に5億5,000万円の漁業補償を支払ったのは、裁量権を逸脱した公金支出であり、違法とし、増田市長に補償金全額を市に支払うよう命じたものです。 同訴訟は、食肉センターからの排出水が周辺漁場に与える影響に対し、漁業損失を補償する必要性の適否などが争点になりました。
平成11年3月に完成した食肉センターの建設に当たって、本市が地元漁協に5億5,000万円の漁業補償を支払ったことについて、市長に補償金全額を市に賠償するよう求めた住民訴訟の控訴審判決が、先月27日に高松高等裁判所でありました。